大学受験と就活、どちらが難しいか。
当然、就活です。
当然と言い切れるのは教科書を勉強すれば受験は成績に結びつきますし、試験でできなかったというのも手応えで実感できますし、復習も何をすべきか見えますね。
ただ、すぐに伸びないのが成績でもありますが。
一方で一般的に成功とされる大手企業への就職は難しいです。(一般的というのは当塾では成功と定義していないためです)
就活は全国、全企業で採用があるわけではありませんがその企業数は400万以上。
そのうち、大企業と呼ばれる主に従業員1,000人以上の企業が1万社、全体の0.3%です。
さらに、一般的に大手の中でも特別視される企業である東証一部上場企業で2100少々です。
株式を運用するプロでも全社の名前を知りませんし、一般の方だとよーいどんで書いてみても意外と知っている企業を100社書くのは難しいかと思います。
とはいえ先述の通り、大手・有名企業に行く=成功、ではありません。
そもそも上場企業の中でも慢性的に赤字体質の企業もありますし、合う合わないというのもありますから。
就活の難しさ
ルールや方法がそこまで明確ではないこと
落選理由が不明な状態で落ちるほどに人格否定される気持ちになってしまうこと
です。
落ちてもどうすべきかがわからないため、曖昧な状態になります。
器用にこなして受かる人がいるのは事実ですが、仕事では論理的な根拠、理由が求められる中で良くも悪くも器用にできていた人や感性でうまくできてきた人は苦労します。
私がそうでした。
塾を創設したきっかけは就活は一番本気で取り組めるタイミングで自分と相当向き合う必要があるからこそその大切なタイミングを若い人たちに最大限活かして欲しいと思ったことからです。
mixiで無償で行なっていたのを事業にした形です。
新卒の時はどこでも受けることができますからその入り口を大切にしていかないといけません。
転職の時は職歴がつくことで狭まることやどの会社も新卒のように採用しているわけではないです。
就活での勝ち組とは?
大手に行くとかではなく、まず、続けられる仕事に就くこと、その中でも自分の気持ちを叶えやすそうな企業に行くことです。
最低限大切なことは続く仕事を選ぶことです。
聞こえがいいから、という理由で選んで続かなければキツイ言い方ですが負け組になります。
生き生きと仕事ができなければ伸びませんし、伸びなければそのまま辛い思いをして仕事をするか、転職するしかなくなってしまいます。
1日10時間くらい嫌な仕事をすると思うとゾッとしませんか。
私はそれをして潰れましたので皆さんにそうなってほしくないと思って指導しています。
就職活動はチャンス。
自分が苦手なことにも向き合って改善できるかと思います。
話すのが苦手
遠慮してしまう
評価されるのが怖い
など。
これはどの仕事をするときでもマイナスになる要素です。
入社前に向き合って改善していけるといいですね。
そしてもっと良いのは就職後にスキルになることを学ぶということ。
話し方
説明の仕方
相手の説得の仕方
こそが面接で重要であり、仕事でも重要な要素です。
入社前にその力があれば、入社後も苦労せず仕事力を伸ばせるので苦労も減りますし、成果も上げていきやすいです。
就活塾というと内定ばかり追いかけがちですが、当塾では色々なものに向き合って立派な社会人になっていただきたいと考えています。
お問い合わせの時にきちんとサイトを読んでから、というお願いをしているのは器用不器用などでなく、姿勢を見たいからです。
個別指導で指導できる人たちの数も限られるため、今の自分を変えたい、夢を実現したいという方を指導したいと思います。
スパルタではなく、しっかりと応えていきたいと思います。
見学も問い合わせも厳しいことは言いませんが、最低限のマナーは就活でも大切なのでそちらだけご注意ください。
入塾していただいたらこちらもしっかり本気で向き合っていきます。