今回は面接で落ちる理由を検証します。
無自覚な方も多いですが、ハキハキ大きな声で話すときのコツを理屈と心理の面から紐解きます。
就活面接通過のヒントにして下さい。
まずは話し方以前のお話、間違った就活をしていないかからチェック!
面接の場合、原因を分析して的確に対策をするのは難しいです。
ただ、配点が高い質問、よく聞いてくる質問は決まっているのでその対策が明確にできるだけでも実は通過率が変わります。
一方でいい内容だとしても話し方で台無しにしてしまうこともありますね。
いいお肉でも塩を振らずに焼いて食べたところでさほど美味しくは感じませんから同じです。
面接では心当たりのものを見つけて改善していくことを重ねていけば、間違った企業の受け方・エントリーをしていない限りうまくいくようにできています。
ここで言う間違った企業の受け方・エントリーというのは
・自分で何をしたいのかわからないままでとりあえず続けている
→わからないままでは強いメッセージを発せない
・決まっていてもぶれてしまっている
→迷いがあり、強気で発言できない状態
・大手企業や有名企業を数社つまみ食いのような受け方をしている
→面接官の立場ならそういう人を採用したいですか?
このあたりです。
この状態の場合はまず、土台から構築し直していかないと同じ繰り返しになります。
自信を失う連続になってしんどくなりますね。
理由のないこだわりをまずは一旦リセットしてみましょう。
間違えたときには一度立ち止まるほうが早く回復できます。
万が一曖昧な状態で内定したとしても、ミスマッチも起きやすいです。
入社後に苦労したり、短期離職に繋がる場合もあります。
そして、経歴重視の転職活動の特性上、合わない仕事を続けた場合、転職時も同じような仕事になる可能性もあるので最初のキャリアは大切です。
また、曖昧な面接の回答で自分で納得感もなく受かる場合は要注意です。
何かしら問題がある企業が多いです。
「そういうふうでも別にいいからとにかく採用、使えなければ仕方ない」という思考の企業もあります。
新卒の場合、早く内定したから早く就職できるわけではないので、「1社しか選べない」と現実を考え、的確に内定を得ることが大切です。
焦りやすいときにはそのように言い聞かせてみましょう。
話を戻します。
話し方が原因の場合の対策です。
話し方だけでなく、顔の表情・声の表情が原因の場合もありますが、長くなるので近日説明しますね。
当たり前を丁寧に!ハキハキと話せているかどうかを確認しよう
大学や専門学校の就職サポートや無料の講座や就活塾の模擬面接で「大きな声で話すといいよ」など言われると思います。
ただ、知りたいのはどうすればハキハキ話せるかということですね。
後述しますが、大丈夫ですよ。
自信を持ってハキハキと話しにくい原因は実際には内容が定まっていないからという場合が多いです。
大きな声で自信を持って話せない原因その1
面接でありがちな2種類の不安から来る緊張の克服のヒント
当然のことですが、意外と面接本番で声が小さくなりがちです。
答えにくい質問、納得できない回答をすることもあると思います。
ただ、1問1問で回答を終えたら「次!」と考えて、毎回しっかりと回答できるようにしましょう。
緊張があるとしたら緊張する理由に向き合わないといけないですね。
緊張を引き起こすのは不安。
その不安の理由は何でしょうか?
1.そもそも話そうとしていることが正しいかわからないから不安
2.とにかく、何を聞かれるか不安
1.話す内容への不安
話に自信がない場合、
大半が理屈や理由が不明瞭であること
と
概要説明だけで具体的に話せるように整理していない
ことです。
軸足がしっかりしていない、なんとなく回答しているだけという場合、内容から見直していきたいですね。
この場合、何度面接練習しても伸びないのでまずは丁寧に話す内容に向き合いましょう。
理由がないものはどんな人でもしっかりと話せないです。
また、志望動機、やりたいことなどの頻出質問は聞く理由があります。
その理由を知らずに回答しても点数はもらえないです。
変な言い方ですが、志望動機、やりたいことを知りたがっているわけではなく、姿勢やどれだけ理解しているかを知りたがっています。
事務系の場合は特に、やりたいこと通りの配属は多くはないです。
2.何を聞かれるか不安
冒頭でお伝えしましたが、聞かれることで配点が高いところは志望動機、やりたいこと、力を入れたことなど決まっています。
志望動機、やりたいことの場合、理屈を交えながら自身の経験や本音の気持ちなども織り交ぜて話せるかどうかです。
・理屈ばかりだと嘘くさく聞こえます
・感情の話ばかりだと不安に感じます
相手を説得するのには日常でも論理的なアプローチと感情的なアプローチの2種類が必要です。
面接は相手を説得すること、と考えましょう。
配点が高い所以外は興味レベルの質問などの枝葉が大半なので、難しく考えずに回答をする気持ちでいればよいです。
何を聞かれるのか不安なのかを解消しにくくても1つ1つの対策を丁寧に行い、話す内容をしっかりと作り込んでいければ不安も減らせます。
全部で満点を取ろうという気持ちを捨てましょう。
どんなに簡単なテストでも満点は難しい、面接ならもっと難しいと思って取り組みましょう。
心理から改善!大きな声でハキハキ話す方法
さて、大きな声を出すということで心理のお話。
例えば、飲食店でアルバイトをしているときに同じようにボソボソ話しますか?
違いますね、ハキハキ話さないと社員さんやお客さんに怒られると思います。
だから自動的にきちんと話せているはずです。
そういうことを思い出して声を発してみましょう。
面接でも同じで、「小さい声、単調な話し方よりも自然体で話せるほうが評価される」という同じ感覚でいきましょう。
どうしてもそれが苦手な方:
自分の殻を破る気持ちが必要です。
録音するなどで演じる気持ちでいましょう。
今までは話し方で損をしてもなんとかなりましたが、就活では残念ながら大きな足かせになります。
自分の中身をまるごと変えるのは難しいので演じる気持ちで取り組んでい来ましょう。
なかなか助言を得ても簡単に変えていきにくいと思います。
これ以外にも細かい原因、解決へのノウハウは多々あります。
理屈で考える力を養っていくことは長期的に仕事の出来不出来にも影響します。
理屈で考える力を得て社会人になりましょう。
新卒の就活はそれを養う大切な機会です。
ジャンル問わず色々な業界の企業を受けていくことができるのは残念ですが、新卒のときだけです。
この機会を大切に就活して頂ければと思います。
大阪ワイズ就活塾(梅田・なんば)のコース内容の説明の中でも就活のヒントを書いています。
読むことで今回のブログの意義をより深く理解できるので是非参考にして下さい。
6月は毎日無料で軽い模擬面接をして、改善点などの点検を行っています。
※勧誘などは特にしませんが、このブログだけでなく、コース内容のお話も読んでいただいた上で行わないと前提の共有ができず効果的ではないのでまず必ず読んで頂きた上でご連絡をお願いします。
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