公務員試験対策(面接、論文通過の秘訣)
大阪府庁の公務員試験対策は的中率が高いため、公開しようか数年悩みました。
このお話は大阪府に限らず、自治体他公務員試験で共通するお話です。
批判になってしまいますが、有名な公務員スクールからいくつも当塾に転入があり、毎回聞くのが
・「〜したほうがいいよ」レベルの曖昧な助言ばかり
・具体的にどう修正するか、何を盛り込むかの説明を先生がしてくれない
・校内で同じ志願先の受験生が多く、授業が全く取れない
などです。
毎年こういうことを耳にすると残念です。
ワイズ就活塾では定員制で予約を取りやすくしています。
そして、次の選考が決まったら複数回必ず授業をしています。
学生、社会人向けで秘訣を混ぜますが、お試しで公開してみます。
先にお伝えすると、大阪府庁だけを受けるという方はよほどでないと受からないです。
これは大阪府に限らず、自治体ならどこでも同じです。
民間企業での就活経験がある方はいかにこのやり方がまずいかわかるかと思います。
ビール会社行きたい人が1社だけ受けることはないですし、受かる可能性も極めて低いです。
合格は簡単ではありませんし、採用側からすればよほどの理由がない限り1つの自治体だけ受けることは無計画に見え、不安を感じます。
大阪府庁に限らず、自治体の職員を目指すなら複数受けることをお勧めします。
広域自治体はほぼ全ての自治体が同じ課題を抱えていますし、同じく周辺にある市町村の自治体も根本的には同じです。
その話は大阪ワイズ就活塾(梅田・なんば)の公務員試験対策コースの説明に記載しているため説明は省きます。
まず、受講生の声をご覧頂いた上で読み進めてみて下さい。
この声は一部でGoogleでワイズ就活塾と検索するとより多くの方の声をご覧いただけます。
この声を読んで頂いた上で、以下を読んで頂くと書いている攻略法がいかに有効かご理解頂けると思います。
1.まず整理すべきこと
大阪府でなければいけないという理由が明確に言える方は読み飛ばしてください。
まず、なぜ広域自治体の職員になりたいかを固めましょう。
国家公務員や市町村の自治体職員でなく、なぜ広域自治体の職員なのか、です。
それぞれの業務内容、問われること、できる範囲を理解した上で面接に行くことで面接質問への回答がしやすくなりますし、理由を明言できれば自信を持って臨めます。
社会人の方の場合、あくまでもスキルや経験が優先されやすいので、採用メリットをいかに伝えるかが鍵です。
例えば、メーカーで営業をしている社会人の方の場合、その仕事内容は交渉や調整もあるはず。
では、自治体の仕事ではそのまま生かせますね。
メーカーで営業という経験を表面的に見るのではなく、仕事の本質である交渉と調整を抜き取ればいくらでも話せます。
表面を見るのではなく、しっかりと本質を見ましょう。
アパレル販売でも服を売る仕事と定義したら転職でも同じ業界や仕事になるはず。
ですが、細やかに気づく、製品の良さをしっかりと伝え、納得してもらう仕事と捉えると他業界・多職種への転職でも公務員への転職も可能です。
ちなみに、単純な作業が多い窓口などの仕事の方でも合格しています。
作業ではなく、業務効率化など仕事をしている部分があり、それを軸に面接で話しています。
2.今一度なぜ公務員になりたいか、に向き合って!
そもそもが民間でも多くの企業があり、自治体が提携する企業も増えています。
企業支援をしたいというならどの部署に配属されるかわからない、ローテーションで数年後には違う仕事をするであろう自治体よりも銀行や日本政策金融公庫などの公の融資機関の方が的確にその仕事ができますね。
指導をしていて、実は公務員試験の受験者で民間企業のほうがいいのでは?と思える方も多いのでこの点をしっかりと伝えられるようにしましょう。
ちなみに、大阪ワイズ就活塾(梅田・なんば)では学生の方の場合、あえて地方銀行、信用金庫と併願することが多いです。
理由は地方銀行、信用金庫は自治体と同じ課題を抱えているからです。(※これが重要、理解できている方は一気に合格に近づきます)
内定取得を堂々と伝え、なぜ地方銀行や信用金庫を受けていたのかを公務員試験の面接で話せばいいだけです。
内定を取得した上で公務員試験を受けるのですから、本気度も伝わります。
もらっていない人と合格率が変わるのは当然ですし、理由を話せることで計画性やしっかりとした考えがあるなど評価されます。
誤解されがちですが、上記の理由から内定がある話をするのは実はプラスです。
まず、民間企業との仕事内容の差、できる範囲、公務員だからこそできる仕事というのを見つけていきましょう。
自治体では色々とできても配属された部署の仕事は限られます。
例えば、ITを使って自治体のためになにかするという観点なら自治体向けに強いIT企業のほうができる場合もあります。
その場合、1つの自治体でなく複数の自治体を担当できるかもしれませんね。
3.大阪府の当日提出の作文
毎年3つの設問で聞き方は少し変わりますが、似ています。
難易度が高いように見えますが、質問内容、問うことはスタンダードなものが大半です。
- 業務での実績や本気で取り組んだこと(難しかったこと、どう考え取り組んだか、結果)
- 大阪府でやってみたいこと・自己 PR(長所、強み、大阪府で生かせるもの)
これは大阪府庁、公務員試験でなくともどこでも聞いてきます。
就職試験を受けるならごく普通のことです。
ただ、大阪府でやりたいことを自分目線で書いていませんか?
これは受験者の大半が行なっていますが、NGです。
ヒントは自分がやりたいことと○○が一致するとは限らない、です。
4.大阪府の論文対策
これをほぼ毎年ピンポイントに当てています。
20も30も予想質問を出したら当たるでしょうが、流石にそこまで対策はできないと思います。
当塾では5つほど予想します。
この数年は的中の連続、健康寿命の延伸、子供の体力低下など簡単に予測ができました。
理由は単純で万博の方針で大阪府がテーマにしていたことだからです。
子供の体力低下(2019年)は数年間、健康寿命関連が出すぎており、視点を変えてくるのでは?という推測で当塾のチャットに掲載しました。
子どもの外遊びが以前より減っているというニュース記事を事前に掲載しています。
世間や大阪府でテーマになっているもの、注力しているものなどをしっかりと把握しましょう。
プレゼンテーションは事前にお題がわかるのでしっかりと理屈で伝えられるプレゼンにすれば簡単です。
テーマも毎回、大阪府に限らずですが、自治体が困っていることや重視している施策などが出ます。
5.大阪府の面接対策のポイント
極めて普通の面接です、変なことは聞いてきません。
大阪府庁はいい意味でお金儲けを目指しています。
自治体として税収を安定的に得るなどわかりやすい方向性があるため、ビジネスの目線で面接を受けることで当塾からは内定しています。
ビジョンを語るのもいいですが、コスト意識、どういう影響を与えていけるのかを論理的に語れるかどうかが鍵です。
受験者で多いのがコスト意識がないまま、こうすべき、ああすべきという評論家のような意見。
面接官からすればいわゆる、うんざりです。
どういうメリットをもたらせるのかをしっかりと考えてみましょう。
Q:大阪府でやりたいことは何ですか?
A:地域活性化で大阪府を元気にしたいです。
・・・
やめましょう。
そもそも地域活性化という言葉が曖昧です(大半が回答できないです)
地域活性化とは何を実現したらできることなのかを定義してみましょう。
なぜ必要でしょうか?
どういう方法で達成できますか?
達成後何をもたらしますか?
しっかりと突き詰めて考えてください。
6.とにかく具体を目指すが、それだけ?と思われないように
どこまで書いたらいいか悩みながら書いていますが、公務員試験は難しいものではありません。
受験者で論理的に根拠を話せる方が少ない印象です。
それは民間企業だと採用サイトの仕事内容の説明が充実していますが、公務員の仕事が理解しにくいこともあります。
だからこそ、自分で問い合わせるなど動いて情報を得ていく姿勢があるかどうかです。
大阪ワイズ就活塾(梅田・なんば)では、自治体によく問合せをしますし、机上ではなく、街に出向いていくなど実際に生徒さんは動きます。
そして、大手公務員スクールでは受験者が100人レベルで被ってきますので具体的なアイデアで面接に臨むのが難しいです。
具体的にするほど、他の受験者と内容が重なり、毎年ネタが尽きてしまいますね。
ワイズでは同じ自治体を受ける方は数名、学習内容や仕事内容、希望する仕事も異なるので手抜きなしで具体案を詰めて選考に臨みます。
一方で具体的すぎるとこれしかしたくないの?と思われますが、面接でも書類でもある一言を追加するだけで広い視野の人だなという印象を持ってもらうことができます。
この一言も当塾の長年のノウハウの結晶です。
だからこそ、合格しますし、大手公務員スクールでの曖昧な助言が不満で当塾に入塾して下さいます。
本当のプロの仕事を見学や入塾で体感して下さい。