就活コラム

留学生採用の課題〜日本企業の採用の問題〜

現在、大阪梅田ワイズ就活塾では就職活動中の韓国人と中国人で4名の留学生が在籍しています。
転職対策でも過去に1名外国人の方がいらっしゃいました。
留学生採用のことを知るほどに日本企業の課題が見えてきました。

 

留学生に何を求める採用なのか

147525日本の企業では手間がかかるわけではないのに、事務系と技術系が同じESであることも珍しくありません。
「一体どうやって事務系で書けばいいのか」が分からないESもよくあります。
国内の人材を採用する場合でもそういう状況ですが、海外留学生向けESも国内の学生と同じものばかりです。
留学生採用は企業としてはこうした部分を求めているのではないでしょうか。

・日本語および日本文化を理解している外国人であること
・それができ、日本の商習慣を理解した上で、母国や海外が関わる事業に携われるかどうか
・外国人ならではの視点で日本を見て、日本人とは違うアイデアを出せるかどうか

この部分を網羅したESでなければいけません。

 

留学生を採用する場合のES案

では、企業側はどのようなESを作成していくとよいでしょうか。
例と意図をいくつか挙げていきます。

・日本留学のきっかけは何か、実際に何を学ぶことができたか
→留学のきっかけはさておき、何を学ぼうとし、何を学べたかを知ることで学生のレベルを知ることができます。

・日本の企業(あるいは当社)の課題は何だと思うか、改善策や解決策はあるか
→日本を外国人の視点で見た時にどのような課題が見えてくるのか、また、それをどうすれば改善・解決できるかの考えのプロセスを知ることでビジネスマインドを見たいです。
この質問は日本人の学生にもしたいものです。

・日本文化のよいところと悪いところを5つずつ書いてそのうち1つずつについて考えを述べてください
→文化を深く理解し、考察できる能力は日本人学生にも留学生にも必要です。
この質問により、普段何気ないことまでしっかりと考えているかを見ます。

あくまでも一例ですが、こうした質問をすることで見えてくることが多いはずです。
人事担当者の方には留学生採用をする際、「何を求めているか」を明確にし採用活動をしていただければと思います。

大阪梅田ワイズ就活塾では学生の就職指導だけでなく、人材採用の質問(ES)作成、面接でどのような学生を採用すべきかというノウハウを企業様に保有していただけれるサービスも行っています。
日本人学生・留学生の採用で間違えが起きると短期離職による損失、良い人材確保に支障が出ます。
1名で失敗があると数百万円の損失が出かねません。

また、ノウハウを得ることで今後正しく採用活動を行うことができ、結果としてコストダウンと人材の質向上につなげることができます。
こちら(面接代行サービス)にも採用について書いているので参考にして下さい。

塾生の口コミが信頼の証です

お問い合わせはこちら

お問合せページ


LINE友達追加でプレゼント2点を差し上げます!

PAGE TOP